最後は自分でけりをつけなくてはいけない説
今日、友達に開き直られました。
私が、「約束やぶられたなー、と思った。」と言ったら、「まあ、実際やぶったよね」って。
言葉で表すなら、開き直ったけど、それが何か。というのがしっくりくる態度。
私はてっきり「あ、うん、それね、、、
ごめんね、いいづらかった。」とかで来ると思っていたら、まさかの。
うわお、パア、でた!!って、ますだおかだもびっくりですよ。
この話の発端は友達に彼氏ができたことでした。
実は今、留学中なんですよね、私。実は、寮に住んでるんです。そして実は、その友達と部屋が隣なんですよね。うんうん。賢いあなたならもう話の道筋は見えたって。でももう少し付き合ってくださいね、状況はそこまでひどくないんです。隣からぱこぱこ音がうるさいとかそういうのではないんですね、幸い。今のところ。
ただ、最初はすごく慣れなかっただけだったんだと思うんですね、自分の住みやすい土地に他の人が入ってくるのが。
友達が彼氏を連れてくると、私自分の部屋にいれなかったんです。なんせ、壁が薄い。
友達が彼氏と楽しそうにおしゃべりしてるのも、笑いあってるのも、そしていい雰囲気になってるのも、全部音で伝わってくるんですね。それに対して私は自分の部屋で一人でのろのろぐだぐーだ携帯をいじってる。寂しくなっちゃったんですね。異国の地で一人で、今まで仲良かった友達とも、家族とも会えない。そんな状況で幸せそうな隣の友達と自分を比較しちゃったんですね。
だから、彼氏が来るときは部屋をできるだけあけてました。そんな時のある一日、夜中12時まで別の友達と時間をつぶしてたんですね、いつものように。で、帰る。まだいる。はぁ。こんな夜中に頼れる友達はここにはいないし、一人で時間を潰すべく、夜中のお散歩へLet's go。夜のお散歩は結構好きだけど、このときは堪えました。泣きそうになりながら、でも、カップルなんかに泣かされてたまるか、って、意地で堪えた。
こう見えて、結構負けず嫌いなんですね、私。
小さいころ、親と神経衰弱やって、負けそうになって大泣き。ポッキーでご機嫌とられてました。うける。
まあ、要するにストレスフルですよね、stressful、すとれすふる。
んで、友達に伝えたわけです。軽く。「彼氏連れてくるの、2週間に1回くらいにしてほしいなぁ。」って。でも、ラブラブ絶頂期のその子にそんな言葉が効力を持つわけもなく、なにも状況は変わらなかった。
んで2回目。とうとう我慢の限界がきて、不機嫌なまま、友達に電話してしまった。夜自分の部屋に帰れないイライラをそのままその子にぶつけてしまった。
「彼氏いつ帰るの」って。
ここで弁解させていただきたいのが、私は決してキレやすい人間ではないってことなんですね、自分で言っても全く説得力がありませんね。政治家の「身に覚えがありません」並みに信じられないです。
でも、少し言い訳させてもらえるなら、日本にいるとき誰かにキレたことは1度もなかったし、1年半付き合った元彼とも、喧嘩は一度もしなかったんです。
キレながら電話したことを反省して、次の日、友達に謝りました。そして自分の気持ちと彼氏は2週間に1度で、ということを真剣に伝えました。感情的にならないように精一杯気をつけて。
そしたら、ずっと黙って聞いててくれた友達が一言「まじかぁ。」
会話終了。
多分友達的には「2週間に1回??勘弁してくれよ」ってことだったんだと思う。
それからも友達は1週間に数回彼氏を連れてきた。
友達の状況もわかる。二人でイチャイチャできるのはどちらかの家だけで、今がラブラブしたい時ってことも。
私も相談した友達に2週間に1回でいいんじゃないと言われて、なにも考えずその通りにしちゃったのもいけなかったと思う。
でもね、なにも言われずただそれをなにもなかったかのように扱われるのは辛かったな。その話題を口に出すのも、自分の気持ちを伝えるのも簡単じゃなかった。勇気を出して言ったのに。あたかもそれをなかったように、いつもと何も変わらず。
3回目、自分の気持ちを伝える機会があったのは、その子からの話し合いのお誘いがあったからで。
友達はなんで私が彼氏を連れてくるのを嫌がるのか、わからないみたいだった。私がどんなに説明しても、「理解できないなぁ」って。話し合いは平行線だった。私はできれば彼氏を家に連れてきてほしくなかったし、友達は連れてきたい。
結局私が譲歩して出した条件も友達は嫌だったみたいで、
・1階の中国人の友達に部屋を交換してもえるか友達が交渉する
・交渉するまでは彼氏を部屋に連れてこない
ということだけが話し合いで決まった。もし交渉がうまくいかなかったら、その時は条件を話し合おうということで。
ここで私が言っておきたいことは、この結論はすべて友達が言い出したこと、ということだ。私から提案したわけではない。
それで、いっちばん最初に戻る。結局友達は自分から言い出したことを破り、私になんの一言もなく、彼氏を連れてきて、開き直った。
うわお。ぱあ、でた。まじか。
周りに恵まれてたからか、今までこんなタイプの友達いなかったんですよね、自分から言い出した約束を故意に破って悪いとも思ってない人。
だから、開き直られたときどうしていいかわからなかった。というより混乱でいっぱいだった。自分が思ってた反応と違う、、、???
表面上普通を装うことしかできなかったんですけど、
その時は「まじかよこいつ、ふざけんな謝れよ」とか思いましたよね。「謝らないの?」って聞こうかと思いましたもん。でも、謝罪って言わせるものじゃないし、本人、全然悪いと思ってなさそうで。逆にすごい。
ずーーーーっともやもやしてました。今日一日。
友達は好き勝手やってて、なんでわたしばっかり我慢しなきゃいけないんだ。私の言ってることもすべてなかったことみたいに扱うし、自分で言った約束すら守らない。
そんな感情がぐるぐるぐるぐる。この負の感情のぶつけどころがどこにもなかった。
もう彼氏が来るのが嫌だという感情よりはるかに、自分をないがしろに扱う友達が許せなかった。悲しかったんですね。仲いい友達だと思っていたからこそ。
でも、ここでずっと自分の感情にとらわれてちゃだめだなって思って。いらいらするだけだしね。
解決策を考えたとき、思ったんです。こんなに何を言っても伝わらないやつにこれ以上何を言ったって無駄だ、って。
そして理解しました。これが世にいう「他人を変えるのではなくて、自分を変える」ってことかって。
他人に期待するから、悲しくなるし、イライラするのか、って。
分かってたつもりだったけど、わかってなかったなぁ。
だから、このお話の結末を彼女にLINEで送ってやりました。
「もう、彼氏を連れてくる回数はあなたの良心にまかせる」って。
このお話を喧嘩とするなら、
自分の申し出は通らなかったから、喧嘩には負けたと思うけど、なぜか心の中では勝利の旗が踊ってますよね。譲ってやったぜベイベー。
一歩大人になれたかな。一段、大人の階段のぼっちゃったかな。
最後にわかったことは、友達に相談しても晴れなかった心が、自分で決断した途端、ぱっと明るくなったから、
自分を悩ませるもやもやする問題に対して、結局最後は自分でかたをつけなきゃいけないってこと。どんなに友達に愚痴っても自分のもやもやは自分で解決しなくちゃいけませんね。
問題が起きるたびに、自分ガキだなぁって思うけど、だからこそ学んで成長しなきゃなぁって。
いやーーここまで長かったですね。修学旅行で一夜くらい寝ないで過ごせるほど語っちゃいましたね。全然わくわくするようなお話ではなかったですが。私はこれを書くのに4時間かけちゃいました。やばいですね、明日までの課題徹夜ですかね。ありゃま。こりゃ大変だ。
でもこれでいいのだ。すっきりできたのだ。
ここまで読んでくださって、お付き合いありがとうございます。
今日はとっても楽しかったよね、ハム太郎~明日はもーーーっと楽しくなるよね(にこっ)くしくしくし、てへっ
ってやるハム太郎かわいいですよね
私の想像上のハム太郎はもっとかわいかったんですけどね、なにかが違う、めちゃめちゃ微妙なできあがりですね。
ハム太郎のエンディングとかぶせたところでおしまいです。
では、おやすみなさい。いい夜を。